ドミニオン日本選手権2016 本戦レポート#2
2日目前半3戦を1-2-1位タイの13.5VPと好調な滑り出し。
あと1位1回or2位2回で準決勝進出という十分に「狙える」ポジション。
準決勝のことなんか当初雲の上も上でしたが、ここまで来たら行くっきゃないとテンション上げて望む4回戦。
本戦4回戦
堀 改築 研究所 / 医者 助言者 収税吏 / 青空市場 城塞 地下墓所 狩場
避難所場。運良く1番手。
改築とシナジーの高いカード大杉ぃ
1番手だし、ま、とりあえず改築ー青空市場でセットでくる運ゲーに託せばいいかなーとか超適当に考えてたら5-2.
ここで僕の選択は地下墓所。
この選択は不正解なんですが、一応、意図はある一打なのでちょっと詳しく語りたい。
ここでの正解は医者過払いして廃棄してから青空市場足して医者で銅貨廃棄しつつ改築やら城塞やら狩場やら足してとやって行くパターンです。(他の人たちのレポートなどによると)
で、自分も医者過払いの選択肢はさすがに気づいてはいました。
ただ、以下の理由から地下墓所ステロから改築足すパターンの方がよいと判断して地下墓所を選んでいます。
- 地下墓所ステロの場合、相当高い確率で2位を取れる。3人ともコンボがうまく行くパターンはまれでそういう場合、自分がステロで先行しているので1位が取れる可能性もある。だいたいは1人成功して属州5枚とか取って残りの人は2枚とかそういうパターンになる。地下墓所ステロなら属州3枚+公領2枚くらいは安定して取れる
- 改築があるので金貨→属州や属州→属州でゲームを終わるスピードを早めることができる。よって先行逃げ切りしやすい
- 改築ー青空市場ベースのコンボ組みにいくより事故、構築ミスの可能性が少ない
- 避難所場での医者(使いこなせない)
自分は13.5VP持っているので2位−2位でも準決勝に行けます。
周りからは「2位力のながどん」と言われるくらいには2位取ることには自信があったので、2位の確率がかなり高くなり、かつワンチャン1位も狙える地下墓所ルートのほうが自分に取っては優位と判断して地下墓所行きました。
2、3番手は改築ー青空市場
4番手は4金医者過払い(銅貨破棄)から青空市場
と記憶しています。
結局その後は自分は運がよく3ターン目地下墓所打って金貨、4ターン目金銅銅銅屋敷で金貨ととれ、そのあともう一度金貨入れつつ4回目の6金で狩場追加してステロ完成。
その後は狩場と地下墓所が同時に来たりと若干微妙な引きをしつつも属州を買っていく。
その後は8金で属州取りつつ5金で止まったターンに改築入れたりしてた。
2番手が改築ー青空市場ベースに金貨を集め
3番手の方が途中で医者を入れて圧縮かけつつデッキを完成させていく。
4番手の方は運が悪く辛そうな感じ。
で、そうこうしているうちに属州がバシバシ取られていき、最後は運良く自分のターンで改築で金貨を属州にして公領を5金で買って終わらせることに成功。
最終的には3番手と自分が属州4公領1の27点で同点で手番差で自分が2位。
3位とも点差が5点差くらいしかなかったので、危なかった。
手番有利を生かして2位を守る感じ、やはり今日は運がいい。
本戦5回戦
工房 祝宴 祝祭 / 農民 倒壊 魔除け 巨人 御料車 呪いの森 工匠 / 借入 保存
2位条件の最終戦。1番テーブルで一人は既に全勝で決勝進出決定、残りの2人も3位条件。インテンショナルドロー制度ないんですかねーとかいう話もでつつ、まぁ、普通に真剣にやるしか無いですよねということで普通にやることに。
確か1番手スタート。やっぱり勝てって言われてるんだよなぁw
1,3,4番手が魔除けー巨人(借入)スタート
2番手の全勝プレイヤーが祝宴ー魔除け。借入を普通に忘れてしまっていたパターンのようだが、これでだいぶ2番手のプレーヤーは出遅れてしまう。
自分の巨人は底に沈んでしまったものの、それをカバーするために4ターン目御料車購入。銀貨、魔除け、倒壊を足しつつ圧縮をかける方向に。
他のプレーヤーも似たようなルートへ。こうなってくると運ゲー力が問われる。
途中御料車が巨人にやられて危なくなりつつも肝心の巨人はさされること無くギリギリ耐え抜く。
他のプレーヤーも巨人が巨人殺したり公領殺したりしていてなかなかカオスな状況に。
借入があるし、巨人で殺されたりすることも考えて、倒壊自身を廃棄する効果を早めに使ったりして属州を買っていく。
結果的に運良く大惨事を避けることができた自分が1位を取ることに成功。
3番手の方が2位、4番手の方が3位、2番手の方が4位で全員が決勝に進出に残れて、1番テーブル的には良い結果となった。
自分は結局強力な運に常に助けられ、22.5VP、2位通過を成し遂げられた。
準決勝B卓
準決勝からは予選の戦績をベースに手番が決まります。
予選2位通過の自分は予選B卓1番手を取れることに。
今日の運の良さと手番の優位、自分の2位力の高さから、よほどのコンボ場じゃなければ決勝に行ける!と根拠の薄い自信を持って卓につく。
サプライ
貴族、値切り屋、品評会、商船、密輸人、仮面舞踏会、鼠捕り、呪いの森、使い魔、収穫
自分が出したのは仮面と呪いの森。
手番優位なのでとにかくステロ場になるように、ステロで脅威のスピードを誇る仮面をピック。
また、2枚目の呪いの森は仮面ある時点で多分誰も買わない&冒険3枚選ばれてイベント交易が使われればより、ステロ&先手有利が加速するという予想で投入。
全員銀ー仮面スタートのステロ場に。
仮面ー銀は甘えだけど、手番がいいので甘えればいいのです。
真面目な話、2枚目のアクションとして値切り屋あたりを入れる予定&極端な圧縮はしなくても良い場だったので、仮面は1枚で十分と判断。
3ターン目銀銅銅銅銅で金貨、4ターン目仮面で圧縮しつつ銀貨
この時点で割と勝ったな感あった。
その後の引きも非常に良く、金貨もう一枚と値切り屋足してデッキ完成。値切り屋使って属州金貨獲得を2回やればさすがに勝てますよね。
ちなみに商船では無くて値切り屋を足すのは終盤お金の厚みを増やして息切れを阻止し、公領とかを買っていけるようにするため。
途中で金金銅銅仮面の手札で仮面舞踏会打たれて博打する必要もないので仮面舞踏会を回したりした。
最後は緑金金銅でリシャッフル入ってあと1枚というところでちゃんとお金を引けてガッツポーズ
属州5枚屋敷1枚で31VPで1位。
自分の入れた仮面できっちり勝ちきることができ、今回のドミニオン日本選手権の中の自分のプレイでは間違いなくベストゲーム。
2位には3番手ながらきっちり2位狙いで早めに公領を勝っていたほとのさんが入る。
A卓側では宮廷とか道化師とか色々入ってコンボ場だったようでB卓はステロ思考の人が集まったようなので、本当に助かった。
さぁ、いよいよ決勝だ!